自分の周りは全員敵

夢だけ見せて〜!!

可愛い服を着てヘアメイクをしてイベントに行く話。

女の子は誰でも、魔法使いになれるんです。

 

どうも、現場が決まると服が買うタイプのオタクです。
いやいやだってよく考えて。
ブスばっか見て営業スマイルされるより、「あっ、今日かわいい子多かったな。」って機嫌良くして欲しいじゃん。
そんな今回の議題は「なんでイベントに可愛い服を着て行くのか」
さくっと行きましょう。

 

 

 

まずライブはデートってところから話します。
この、ライブはデートなんですが、かの有名な人気声優柿原徹也さんの名言です。
あれは2nd solo live「ダンディギ・ダン」2日目のMC。

 

ニュアンスとしては、自分がライブを発表したらみんながその日予定を開けてくれる。
多分遊ぶ約束とかバイトとか色々あるだろうけどそれを全部断って今日ここに来てくれる。
何着ていこう、どんな髪型しようって考えながら、どんな衣装だろう、何歌うんだろう、とか考えてくれてる。
お互いがお互いのために時間を開けて最高の時間を過ごすって、デートみたいだよね!

 

これが口からポロッと出てくる柿原徹也よ。
これ脳直の発言だったんですって。すごいな。

 

そこから私の考え方も劇的に変わりましたよね。
昔からライブとかイベントとかあるとお洒落していこう〜可愛い髪型にしたいな〜とは考えてたけど、
ライブはデートでしょ?って感じ。
デートなんだから可愛い服着ていくのは当たり前。
髪型だって可愛くしたい、どうせなら手の込んだ髪型がいい。いつもしないようなのをしたい。
だってライブはデートでしょ?(2回目)

 

まあ本命はともかく、なんとなく入る可愛い服を着ていくようにはなりましたが、また革命が起こったんですよ。

 

柿原徹也3rdシングル「咲いちゃいな」リリースイベント

 

握手会、まあ接近戦です。
柿原徹也さんとの接近戦は他で一回経験してるんですけどまあそれはトークショーのついで的な感じで、今回はがっちがちの、1対1。
5-10秒の間相手に何を伝えるか、どうするか、っていう戦い。
パッと見可愛くないと柿原徹也という男に「来てくれてありがとう」って思われないんじゃないのでは?ととち狂ったことを考え始めました。
ライブはデートって言った男のイベントですよ。
ライブじゃなくともデートな気分になりますよ。
たった5秒のデートです。
ね、初めての接近戦ですもの、緊張しますよ。好きな人の視界に入って、好きな人に触れて、しかも好きな人と喋れるんですよ。
舞い上がるどころか焦る、怖くなる、死にたくなる。
あんなキラキラした人達に触れていいわけないじゃん。
我々ブスがそんな方の視界に入るとかもう死にてえよ。月とすっぽんどころじゃない
同じ人間というカテゴリー以外で共通点が見つけられない。
もうここからスパイラル。

 

 

 

可愛くなくちゃダメだ、

可愛くないのは人間ではない。

人間以外に生きる価値はない。

 

 

 

私も女の子なんです。
どんなにデブでブスでチビでもブスなりにカワイイで戦いたいんだよ。土俵に上がりたいんだよ。
佐々木希と戦おうと思ってる訳では無い。でも自分がオカリナと同じレベルでは居たくない。
美人に自分を可愛く見せる引き立て役には思われたくないんだよ。
ある程度頑張りたいんだよ。ブスだけどブスでいたくないんだよ!

 

可愛くないとダメ。ブスには生きる価値がない。と変な方向に美意識が走りました。

 

そこから始まってしまったのが「いつもなら買えない服を買う」
あれですよ、初期防御力低いから防具身に付けて戦いに挑む。
可愛いってね、正義じゃないんです。力なんです。物理攻撃なんです。
変に目立ちたい中高生がカラーセーラー服で痛バ持って黒髪をツインテールにするより、MERCURYDUOとかsnidelのワンピース着てMKのバッグ持ってるお姉さんが茶色のロングヘアーを巻き髪にしてるほうが強いんだよ。横通ったりしたら怯むんだよ。
服が可愛いならやっぱり顔面もそれに追いつきたくなるわけだから化粧頑張ったり、ダイエットしたり色々頑張るんですよ。
人の褌で相撲を取るならその褌に見合う強さを身に付けたくなるんですよ。

 

そうすると今度こうなるんですよ。

 

「周りのオタクより可愛くなりたい」

 

認知して欲しい訳では無い。
でも大多数の1︎︎︎人になりたくはない。
どうせならパッと視界に入った時に「あの子可愛い」って思われたい。
なんならファンサとかもらいたい。

 

 

 

可愛い女の子を見て機嫌良くなってもらえるし、
そんなかわいい女の子になればファンサも貰えるんじゃないのか。
周りより可愛くなれればほかよりも目に入りやすいんじゃないのか。
そしたらファンサ貰いやすくなるんじゃないのか。

 

 

 

そんな感じでライブはデートに始まり、こんなことになりました。
現在はイベントの予定が入る度そこそこいい値段のする服を買って、美容院でヘアメイクして参戦してます。
意識が高まるんですよ。そして元の基礎力低くてもなんとかなってる気分になれるんです。

 

これは意識改革の方向を間違えたブスなのでみんなダメな例として覚えておいてね。

 

 

 

追記。

 

www.nagoyamisato.com

可愛い可愛くないの話はこちら。
私が敬愛する名古屋みさとさんの記事を読んでください。みさとさんはブスに対して辛辣に生きてるので読んでいて努力しなきゃ……と強迫観念に囚われます。
最高です。自分が女子であるということを改めて考えさせられます。